第三のコミュニティ

これからの時代に求められているのは”第三のコミュニティ”である。

現代人は主に「家庭」と「仕事」の2つのコミュニティを持つ。
つい半世紀ほど前にはこれに「ご近所・親戚」という”村的コミュニティ”が存在した。
(ご近所・親戚に家庭は含まれるし、ご近所・親戚で仕事をしていたであろうから、明確に線引きができるものではない)
だが、我々の親世代から核家族化が進み、村的コミュニティは崩壊した。
そして人々の孤立化が始まった。
取り分けその影響を受けたのは、定年退職した”オッサン”だ。
オッサンは今まで拠り所としていた”会社”というコミュニティから追い出され、今更家庭に居場所などなく、熟年離婚、挙句の果てには孤独死だ。

まさに5年半前、私が起業した際の事業テーマがこの”独居老人問題”である。
だがその事業は大爆死。いまだにクローゼットの奥に不良在庫が眠っている。
いや、そんなことはもうどうでも良いのだ。もう忘れたのだ。
あえてもう一度言おう。

これからの時代に求められているのは”第三のコミュニティ”である。

私はこれからその”第三のコミュニティ”を作りたいと思う。
それは果たしてどんなコミュニティになるのだろうか。
まだ思いついてはいない。


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