【プログラミング学習#12】機能を絞ろう

Youtubeの前半の部分だけ文字にしたものです。
(台本として使っています。)

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WEBサービスの制作を進めれば進めるほど、あんな機能も欲しい、こんな機能も欲しいというのが出てくると思います。
作っているうちに考えが深まって、色々な状況が見えてくるためですね。
これ自体はよいことですが、その追加しようとしている機能は、本当に必要でしょうか?

これはちょっと古いですが、Appleのipodです。
iphoneじゃありません。音楽を聴く専用の機器です。
とても洗礼されたシンプルなデザインですね。
このipodが出る以前の携帯音楽プレイヤーは、ボタンが沢山ありました。
例えば、シャッフル再生したい場合、ボタン一つで切り替えられました。
一方このipodはMENUを押して、設定の中からからシャッフルを選ばなければなりません。
ちょっと手間ですよね。

シャッフルという1つの機能にフォーカスすると、ボタン1つでできた方が便利なように思えます。
でもそういうボタンが沢山あったらどうでしょうか?
どのボタンを押したら何ができるのか、ぱっと見では分からなくなりますよね。
シャッフルボタンを付けることで、トータルで見ると使いにくくなってしまう可能性があります。

WEBサービスもこれと同じです。
機能やボタンが沢山あったら使いやすくなるかというと、そうではありません。
本当に必要な機能に絞ることで、使いやすくするということも考える必要があります。

例えば音楽プレイヤーのシャッフルという機能を頻繁に使うという人は、どれだけいるでしょうか?
シャッフルで聴く人は常にシャッフルで聴くし、
アルバムは1曲目から聞きたい!という人は、常に曲順通りに聞きますよね。
シャッフル機能を頻繁に切り替えたいという人は、少数派だと思います。
それならシャッフルは、1つのボタンとして置いておかずに、設定の中に入れて、見た目をすっきりさせようということです。
このように、この機能があれば便利になる人がいる、というだけでその機能を追加するのではなく、
その機能を追加することで、どれだけの人が便利になるかも考えて、機能を取捨選択して行くと良いと思います。

ということで、WEBサイト・WEBサービスを作るときは、必要最小限の機能や、ボタンや、情報にすることで、
見やすく、使いやすくしようという話でした。

 


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