【プログラミング学習#14】独立プログラマーの見積もりの出し方
プログラマーで独立すると、依頼が来た時に制作費をいくらに設定するか悩ましいですよね。
相場を調べてみたり、他の会社の見積書を参考にしたりするのも必要ですが、私なりの基本的な考え方をご紹介します。
もしもあなたがWEBサービスの制作依頼をしたいとして、制作に慣れていない人と、経験のある熟練の人とに見積依頼をしたとします。
慣れてない人は制作に3か月かかるとして、月に50万円くらいは売上が欲しいと思い、150万円で見積もりを出しました。
一方熟練の人は、1ヶ月で制作できて、月に100万円売上げたいので100万円で見積もりを出しました。
あなたはどちらに依頼を出しますか?
どう考えても熟練の人に依頼しますよね?
だって、慣れてない人は制作に3倍時間がかかって、その上料金も1.5倍かかるし、そもそも慣れてない人に頼むのは不安です。
有名な書道家が書いたササっと書いた書を100万円で買う人は、書く時間や労力に対価を払っているのではなく、
書自体に100万円の価値を見出しているのです。
見積を出す際には、あなたの制作する物の価値が相手にとってどのくらいの価値になるかを想像する必要があります。
私は最初のお仕事で、独立する美容師の友達から、美容室のホームページと予約システムとPOSシステムを統合したWEBサイトの制作依頼を受けました。
レジ機能もついててレシートも出で来るようになっています。
結構大変で3か月くらいかかりましたが、それをたったの10万円でうけました。
それから今日まで6年間経験を積んできて、ちょっとずつ制作費を上げて行って、おそらく今同じ制作依頼を受けたとしたら100万円くらい請求すると思います。
このように、経験を積んで行くことで、だんだん高い価値を提供できるようになり、それに伴い請求できる額も増やして行きます。
一方で慣れることで、制作にかかる時間は短縮して行き、その二つがクロスするところで黒字化して、
以降は黒字幅が増えて行くという形になります。
ということで、見積もりを出す際は、あいてにどのくらいの価値を提供できているかを意識しようというお話でした。
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